【環境】「パシクル沼」問題とは何か
北海道釧路市音別町にある「パシクル沼」付近で計画されている太陽光発電計画をめぐり、反対する声がある。一体何が行われようとしているのか。その背景に迫った。
小林英介
2024.04.16
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Change.org「北海道釧路市・重要湿地『パシクル沼』隣接地におけるメガソーラーの建設中止を求めます!!」署名ページより
太陽光発電を計画する事業者はSakura2合同会社(東京都)。最大出力49,900kWの太陽光発電パネル12万枚(約330ヘクタール)を設置する計画(HOKA7太陽光発電事業)だ。
この計画をめぐっては、北海道の鈴木直道知事が事業対象エリアなどに重要な設置があるとして「検討が不十分」などと事業者側に計画の見直しを求めていた。