【ニセコ開発の闇を追う】⑥北海道水資源保全に関する条例を改正も「意味なし」の声...有識者指摘も「権限超えると訴えられる」、「デモ行進は承知していない」鈴木直道北海道知事は困惑...
「(デモ行進について)詳細は私も承知していない」—。10月3日。北海道庁本庁舎の記者会見室。この日に開いた定例記者会見の場で、北海道の鈴木直道知事は困惑していた。
小林英介
2025.10.08
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この「デモ」とは、「鈴木直道北海道知事リコールデモ」。9月21日と28日に札幌・大通公園周辺で敢行され、10月12日には3回目のデモ行進が決まるなど、気合の入れようがすごい状態になっている。デモの主催者は「中国に土地を売るな売国奴」「利権まみれメガソーラー」など、節々にトゲがあるスローガンを掲げ、リコール(辞職)を求めているが、鈴木知事は「我関せず」なのであった。
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- 「北海道水資源の保全に関する条例」を改正、ただ「回数が変わっただけ」
- 「行政はなぜ告発しない?」有識者指摘も...鈴木知事「権限超えると逆に訴えられる」
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