北海道・恵庭市遠藤牧場訴訟「虫がわいている光景は見たことがない」...被告側が反論、原告側「年金などの横領はないが年金の管理はわからないと主張」
北海道恵庭市にある牧場「遠藤牧場」で住み込みで働いていた障害者3人が、「虐待を受けた」「恵庭市は虐待の事実を隠蔽した」などとして、牧場主と市を訴えた裁判の第9回口頭弁論期日が9月5日、札幌地裁であった。
小林英介
2025.09.06
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札幌地裁
原告側はこれまでの裁判で、経営者の賃金未払いや劣悪な環境(プレハブ小屋)で過ごさせたこと、不十分な食事を与えたことなどを主張。未払いの賃金など合わせて9400万円の損害賠償を求めている。