【労働】フットサルスタジアム”蹴”を運営するセブンスギアで労使対立、従業員ら「未払賃金支払え」

札幌市東区にあるフットサルスタジアム「蹴」(しゅう)で、労使対立が表面化している。蹴で働いていた元従業員らは突如として出勤停止させられ、労働組合を結成。未だに支払われていない賃金の支払いを求めている。
小林英介 2025.06.18
読者限定
フットサルスタジアム蹴を運営する「セブンスギア」(札幌市東区)。

フットサルスタジアム蹴を運営する「セブンスギア」(札幌市東区)。

フットサルスタジアムを運営しているのは、セブンスギア(札幌市東区、2007年2月設立。本田一輝かずあき代表取締役)。「蹴」をはじめとするフットサルスタジアムの運営や指導員の派遣業務、サッカースクール運営、スポーツイベント企画・運営などを事業内容としている。2012年からは「スポーツとカルチャーを体験できる」と題したイベント「スポカルSP」を創設し、事業を進めてきた経緯がある。

時は進み2024年10月、セブンスギア社員に向けて配られた「会社経営に関するお知らせ」と題する文書には、次のような文言が書かれていた。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、1951文字あります。
  • 賃金未払いの怪、従業員らは労組結成
  • 「未払い賃金を支払え!」、組合員ら抗議活動

すでに登録された方はこちら

読者限定
【時事】村議長と建設会社の関係が影響?道の駅めぐり対立続く赤井川村.....
読者限定
【ニセコ開発の闇を追う】⑦「現場が動くとSNSで騒がれるので何もできな...
読者限定
【時事】「新幹線があるのに航空機を利用するのはいかがなものか」ーとある監査請求の内容とは
サポートメンバー限定
【報道】とある新聞記者の嘆き
読者限定
【道東の地方紙、揺れる②】「ネムロニュース」騒動は”審問”へ、労組「確...
読者限定
【ニセコ開発の闇を追う】⑥北海道水資源保全に関する条例を改正も「意味な...
サポートメンバー限定
高市早苗前経済安保相が自民党総裁に選出、女性初の内閣総理大臣に就任へ....
読者限定
小泉進次郎を「歴史と伝統を尊重する保守政治家」と評した長谷川岳議員、戦...