【ニセコ開発の闇を追う】③「お前ら、やられるぞ」公文書記録から見る”道庁の弱腰姿勢”、業者側「図面はあくまでも仮で、どうなるかわからない」道の担当者と押し問答も?
ニュースレターでも何回か触れた北海道倶知安町で発覚した違法開発行為問題。7月15日には道が施工などを行っていた2社に対し、開発面積を直した図面などを提出するよう指示している。本稿記者もこの問題を追っているうちのひとりだが、気になったのが道側の対応だ。なぜこのような事態になったのか。ウラに何かあるのではー。疑問に感じた本稿記者は、道に対して公文書の情報公開を請求した。
小林英介
2025.08.02
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これまでの記事は以下の通り。これまでの経緯は省略する。
本稿記者が情報公開を請求した結果、一部の文書は不開示だった。しかし、開示された対応記録の文書からは、道側の弱腰姿勢と、会社側のいい加減さが際立った。では、道側がこの問題に対してどのように対応してきたのかを追っていこう。
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- 「どのような計画で売買するかはわからない」
- 「図面はあくまでも想定だ」
- 「お前らやられるぞ、家族も気をつけろ」
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